僕はこれまで反ワクチンを批判してきましたが、反ワクチンの定義についてはあまり語っていなかったのでこの記事で説明したいと思います。
あくまで僕個人の考える定義でしかありませんが、恐らく多くの人と共有可能な定義だと自負しています。
●ワクチン未接種=反ワクチンとは限らない
例えば新型コロナワクチンについて
体質的な問題でワクチン未接種の人「打てる人はワクチンを打った方がいい」
ワクチン接種済の高齢者「子供のワクチン接種反対」
と言う2人がいたとして、どちらを反ワクチンと呼ぶべきかは言うまでもないはずです。
では、こんな人達はどうでしょう。
1.ワクチンを打ちにいく時間が取れず打ってない
2.ワクチンを打つのにお金(交通費等)や時間がかかる環境にいるのでワクチンを打っていない(ノーコストで手間なく打てるなら打ちたいと考えている)
3.注射が苦手でワクチンを打っていない
4.面倒だからワクチンを打っていない
人によっては3.や4.を反ワクチン扱いする人もいるかも知れませんが、僕はこれらの人も未接種と言うだけでは反ワクチンとは呼べないと思っています。
●ワクチン接種は「メリット>デメリット」だと考えているか
僕が反ワクチンかどうかを区別する最大の基準は『「ワクチン接種のメリットはデメリットより大きい」と考えているかどうか』です。
ワクチン接種をメリット>デメリットだと考えている人は例え未接種でも反ワクチンとは呼びません。
●ただし職業によっては未接種と言うだけでも非難する
僕は一般人がワクチン未接種でもそれだけなら非難しませんが、職業によってはワクチン未接種というだけでも非難します。
特に絶対に許せないのが『政治家のワクチン未接種』です。
政治家は(体質的に打てない等の問題が無い限りは)ワクチンを打つべきです。
●人殺しの反ワクチンと呼ぶべきライン
選挙で『ワクチン接種を推進する候補者』と『ワクチン接種に消極的な候補者』の2択になった場合、
候補者2人の他の要素が完全に同じ(違うのはワクチンに対する主張だけ)ならどちらに投票しますか。
ここで『ワクチン接種に消極的な候補』に投票するような人は人殺しと呼ぶべきだと思います。
反ワクチンの恐ろしい点の1つは反ワクチンの数が増えると反ワクチンの政治家を当選させてしまう事です。
反ワクチンの政治家は多くの人命を間接的に奪いかねないという意味で絶対に許してはいけない存在です。
●ワクチンを打たなくてもいいので、他人の接種にまで否定的にならないでほしい
一般人であればワクチンを打つかどうかは完全に自由でいいと思います。
ですが、他人の接種にまで否定的な人は許せません。
ワクチンを打つかどうかは自由ですが「反ワクチンは悪である」という一点は(未接種者を含めた)国民全員で共有されるべきだと思います。